みなさんこんにちは。
旅好き主人るーです。
久しぶりすぎてご挨拶が安定しませんね。
さあ今回は修善寺の観光について書きますよ。
といっても、そんなにやってないんすでけどね、観光。
今回、お邪魔したのは、竹林の小径。
最初に紹介された時に、「竹の小径があるよー」と言われ、
無知な主人は「タケノコ道?」と、分かりやすく勘違いしたのは公然の秘密です。
まあそんな竹林の小径。
前々日までの雨で、空気と緑が洗われ、
当日の快晴な梅雨明けの太陽(梅雨明け時期修正されてしまったけど)が
見事な木漏れ陽を小径に作り、
夏特有の煌びやかな風が小径の脇を流れる桂川の清流に冷やされて道を渡っていく。
そんな、ちょっと別空間にワープしてしまったかのような、美しい場所でした。
朱色の橋も、まだ緑の紅葉によく映えて、(あの紅葉は紅くなるんだろうか…)
写真好きの心をくすぐりましたね。
もう一箇所オススメしたいのは、
すごく有名らしいですね。ここ。
例に漏れず無知な主人は、
「東府や行こうよー」と言われ、「豆腐屋さん?」と思ったわけですが。
最初は、そちらの『懐石茶や 水音』でランチをいただこうという案であったわけですが、
我々がお伺いした際は、宿泊者以外のお食事はできなくなっていて、断念いたしました。
ですが、当日の旅のテーマは(テーマ決めがち)
「雑踏から離れてマイナスイオンを浴びよう」だったわけです。
調べてみると 散策コースがなかなか気持ちよさそうなご様子。
というわけで、散策しに東府やさんまで足を伸ばして参りました。
その日はしゅぜんじに到着した日で、宿泊は、前記事の通り『ラフォーレ修善寺』さんでした。
散策を終えたら、直接ラフォーレまで移動というスケジュールにしてしまったので、
荷物を全部抱えて、修善寺駅からタクシーで移動。
タクシーの運転手さんは、当然東府や宿泊客だと思ったようで、宿泊等前に車をつけてくださいました。
ボーイさんも「いらっしゃいませ、松山さま」とかいって、荷物を受け取ってくださるから、
主人は大慌て。
「いやごめんなさい、松山様じゃないし、宿泊じゃないです!滝汗」
ご宿泊になられる読者様。
あのホテルは、チェックインのお時間にボーイさん?が、
玄関外でお出迎えしてくださいますよ!!
無事に誤解を解くと、ご親切にも宿泊棟の先にある、我らがお目当ての
散策コーススタート地点を教えてくださいました。
そこまで徒歩で行くか、、、と相談していたら、
勘違いしてここで降ろしちゃったのは自分だし歩くと結構な距離だからと、
タクシーの運転手さんが、料金メーターを切って目的地まで送り届けてくださいました。
主人、感動。
静岡県民の好感度上がりました。
スタート地点には、ここも有名らしい『足湯カフェ』という
吉奈の山々をのぞみながら吉奈温泉を愉しめ、
ホテルメイドのパンやランチプレートがいただけるというなんとも贅沢なカフェがありました。
さあ、ここからは人見知り意気地なし主人の、度胸が試されるところであります。
荷物を抱えてきている我らは、この荷物をホテルのフロントに預ける予定でありましたが、
散策地点には、フロントどころかコインロッカーもありません。
恥を忍んで、、、勇気を出して、、、
カフェの店員さんに
「あのー、散策をしたくって…、帰りにカフェも利用させていただこうと思ってるんですが…あのその…」
すると店員さん、若干食い気味な勢いで
「あ、お荷物ですねー、今空いてますし、いいですよー」と。
なんていい人…!歓喜
奥から番号札持ってきて、「帰りに寄ってくださいねー、行ってらっしゃーい」と快く送り出してくださいました。
多分、よくいるんでしょうね、こうやって無計画に来る人。
慣れてらっしゃるんだなーとは思いましたが、
面倒臭そうな顔をするどころか、爽やかに送り出して下さって、、、
静岡県民好感度急上昇!!!
メインの散策ですが、
『お万の庭』『富士見平』『しゃくなげ広場』
全ての道と全てのスポットで、深呼吸したくなるほど、
濃い緑と、濃い緑の匂い、濃い酸素と濃く心地いい湿度が混在していて、
都会でマスク暮らしを強いられている我らには、望んだとおりの最高のリセット時間でした。
何時間でもいられるほど。
自然てどうして飽きが来ないのか。
刻々と表情を変えていく空と、木々。
早めに出てきてしまった、7日間で命を終える蝉の声。
一瞬ふく涼しい風に、初夏を感じるホトトギス。
蝉とホトトギスの合唱って滅多に聞かないな… なんて思いながら山に目を凝らすと、
見たこともない青の美しい鳥が一羽。
しばらく鳥さんの一人遊びを眺めていたのですが、
名前も知りたくて写真に収めようかと試みたら、
野山の鳥は人馴れしていなくて、
気配だけで、遠くへ飛んでいってしまいました。
それすらも、なんだか愛おしい、そんな一期一会でした。
散策から戻ってきてから足湯カフェ。
約束通りオーダーして楽しみました。
注文した梅ソーダも、乾いたのどのに沁みて美味しかったです。
意外だったのは、
外気温が30度超えの暑さの中で浸かった45度に近い足湯のお湯が非常に気持ちよく、
そよ風でも、風がふくと涼しく感じました。
梅ソーダのクエン酸効果もあったのかもしれない。
目の前に広がる、吉奈の山々、川のせせらぎ、蝉の声、風に気が揺れる音。
全てが癒しの空間でありました。
散策で浴びたたっぷりの緑が、身体中に巡って、
心も体も、頭の中も全てがリセットできました。
やっぱり、旅って大事。
集合時間ギリギリまで足湯に浸かり、
すっかりリフレッシュされて、身も心も軽くなった我らは、
帰りは流石に、ホテル棟まで徒歩で戻ってタクシー呼ぶか。
なんて話していたら、荷物引き取りの時に足湯カフェの店員さんが一言。
「タクシーお呼びしましょうか?」
なんていい人!!!
東府やさんの接客教育が行き届いているのかは分かりませんが、
タクシーの件もあり、主人の中では、
静岡県民の好感度が1日で爆上がりしました。
我らが落としたお金(言い方w)、飲み物代くらいなのに
タクシー到着までおくつろぎくださいとかいってくれるし、
タクシー来たら声掛けてくれるし、
タクシー出発までにこやかに見送ってくれるし、、、
今度は、絶対宿泊します!!!
と宣言させていただきたい、お宿でした。